キングス・オブ・レオンのカレブ、新作の歌詞をすべてアドリブで書く
2010.09.28 18:00
キングス・オブ・レオンのボーカルのカレブ・フォロウィルは新作の歌詞がすべてスタジオでのアドリブで書かれたものだということを明らかにしている。
アメリカでは10月19日リリースが予定されている新作『Come Around Sundown』だが、カレブはこの新作の歌詞をアドリブでレコーディングし、その後、歌詞を変えるつもりでいたが、ほかのメンバーからアドリブのままの方がいいという意見が出て、結局、多数決でそのままにしたとアンカット誌で語っている。
「今回は歌詞をしっかり書いてないんだよ」とカレブは説明している。「スタジオでアドリブで歌って、すべて思いつきで歌詞を歌ったんだよね。仕上げに近くなればなるほど『俺だけちゃんと仕事ないな』って心配になってきちゃってね」。
カレブはさらにこう続けている。「それで『またスタジオに戻って歌詞をきちんと書き直そう』っていつも思ってたんだけど、スタジオに入ってそれをやろうとするとバンドから『なにをやってんだよ? 歌詞を変えちゃだめだよ。それが歌詞なんだから』って言われるんだよね」。
カレブはガールフレンドでモデルのリリー・アルドリッジに作品を聴いてもらうまでどうしても内容に自信が持てなかったという。
「1曲聴かせてみたら、リリーが俺を見て、『なにを言ってんの? なんでもっと早く聴かせてくれなかったのって感じだよ。ビビってる場合じゃないよ』って言ったんだよね。それからあっという間に全曲聴いてもらって、リリーも全部気に入ってくれてさ。そのおかげで、『うーん、ちょっと俺もいろいろ考えすぎてたかな』って言えるだけの自信が戻ってきたんだ」
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