キングス・オブ・レオンのカレブ・フォロウィルが09年のレディングを猛省

キングス・オブ・レオンのカレブ・フォロウィルが09年のレディングを猛省

キングス・オブ・レオンのカレブ・フォロウィルは09年のレディング・フェスに出演した際の、オーディエンスに対して逆ギレを起した悪評を呼んだライブについて、謝罪を表明した。

カレブはこの時のレディングでのライブでは、自分たちが本来提供すべき内容の演奏をできなかったことが悪かったのに、それをあの時は観客のせいにしてしまったとBBCに語っている。

ライブの後、ネイサンやバンドはツイッターでもレディングの観客をこき下ろし、ファンもまたネットでバンドへの攻撃の手を緩めなかった。逆にリーズ・フェスでは観客を称え、ここでもレディングでのオーディエンスはひどかったと罵倒した。

「09年のツアーが終わって、家に帰って、3週間くらいしてからようやく俺も(『オンリー・バイ・ザ・ナイト』の成功との)折り合いがつくようになって、やっと自分たちの成し遂げたことに誇りを感じられるようになったんだよ」とカレブは語っている。

カレブはさらにこう続ける。「それから俺としては何本かインタビューをやって、自分のそれまでの態度について謝罪したいなと思ったんだ。俺たちのこの時期のわだかまりをたくさんの人にぶつけたし、俺は特に、観客にぶつけちゃったんだよね。どのフェスだったのか、もう憶えてないんだけど、レディングだったっけな……ものすごい反感を後で買ったやつ。あの時さ、俺は観客のせいにしたけど、でも、結局は俺たちが悪かったんだろうなと思うんだ。あの時の成功のせいで、俺は俺たちがなにをやったとしても、観客は一斉に歓声を上げるのが当たり前だろって勘違いしちゃったんだよね」。

しかし、あの時は実は自分が悪かったのであって、この時期のことをカレブは自分の「カート・コバーン期」と呼んでいる。

「あれが俺のカート・コバーン期で、成功に嫌気が差していて、人々がみんな俺たちが意図的にこの成功を狙ったと思ってるんじゃないかって、ビッグになろうとして『オンリー・バイ・ザ・ナイト』を作ったと思われてんじゃないかって怯えてたんだよ」
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