マイ・モーニング・ジャケット、「新作は初期3枚のヴァイブに戻っている」と語る

マイ・モーニング・ジャケット、「新作は初期3枚のヴァイブに戻っている」と語る - 08年作 『イーヴィル・アージス』08年作 『イーヴィル・アージス』

ニューヨークで5日間のライブを目前に控えているマイ・モーニング・ジャケットは次回作では自身のルーツに立ち戻ることを明らかにしている。

バンドにとっては6枚目のスタジオ・アルバムとなる新作のレコーディングはケンタッキー州ルイヴィルの教会で行われているが、タイトルは未定だという。プロデューサーにはザ・ディセンバリスツなどを手がけたタッカー・マーティンが迎えられている。

「(08年の)『イーヴィル・アージス』でやってたことと較べるとまるで対極の世界だよ」とベースのトゥー・トーン・トミーことトミー・ブランケンシップは説明している。「今度は本当に俺たち5人しかいないんだよ。卓のコントロール・ルームと俺たちの仕切りもカーテンが間にあるだけで、最初の3枚でやってたヴァイブに戻ってる感じなんだよ。少なくともここ数年やってきたものよりも格段にレイド・バックしてるんだ」。

さらにトミーはこう続ける。「なんか全員が同じ部屋でやってるっていうヴァイブがすごく伝わってくるんだ。誰かがね、曲のうちの半分くらいしか演奏はしてなくても、その人の存在感は音からしっかり伝わってくる感じなんだよ」。

とりあえず3分の1くらいは終わったというトミーは今のところ、5曲仕上がっていて、そのうちの2曲は“Circuital”と“Wonderful”というタイトルだと明らかにしている。

一方、ボーカルのジム・ジェイムスはこれまでに新作は「来年の半ば頃、たぶん5月くらいに」出ると語っている。

(c) NME.COM / IPC Media 2010
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