エレカシ宮本、実家を出た24歳から20年間を明かす3万字インタビュー! さらに自宅で撮影!?
2010.10.27 19:45
「特に今回は曲作んのは面白かったなあ。それがすごく大事なことだって気がついた」
通算20枚目となる最新アルバム『悪魔のささやき~そして、心に火を灯す旅~』を11月17日にリリースするエレファントカシマシ。
メジャーでポップな楽曲、過激でハードコアな楽曲など、エレファントカシマシのあらゆる強みが全面に押し出されたこの傑作アルバムを生み出すまでの道のりとは、一体どんなものだったのか?
10月30日発売の「ROCKIN’ON JAPAN 12月号」は表紙巻頭特集で、宮本浩次の3万字インタビューを実施。実家を出た24歳から、最新アルバムを完成した44歳まで、東京を転々としながら暮らしてきた20年間の軌跡、そして最新アルバムについて宮本が語った。さらにまる一日をかけてインタビュアーである総編集長・山崎洋一郎が撮影を行い、宮本が今住んでいる自宅の部屋や隅田川での撮り下ろし写真も多数掲載する。
前回「ROCKIN’ON JAPAN」が宮本の生い立ちを訊く2万字インタビューを行ったのは今から約20年前のこと。4thアルバム『生活』を出したあとであり、当時24歳だった宮本は親と一緒に赤羽の団地に住んでいたという。しかしその後に実家を出てひとり暮らしを開始。環境の変化がアルバム『エレファントカシマシ5』には如実に現れているという。今回のインタビューで宮本は当時を以下のように語る。
「25だったのかな。ひとり暮らしして、同時に彼女もいなくなっちゃって、ほんとに部屋に独りぼっちになっちゃって」
その後レコード会社の解雇、事務所の解散、そして突然の大ブレイク、レコード会社移籍など、様々な事を経験したエレファントカシマシ。宮本はバンドの変化と共に、東京を転々としながら暮らしてきた自身の環境や心境の変化を振り返る。
「“ココロに花を”と“明日に向かって走れ”って、もうノリノリだったんだよ。あらゆるテレビ番組に出ようっていうぐらいの意気込み」
「貯金3千円だけ。車売って。でも、なんとも思わなかったね。金盗られるくらいどってことねえ!みたいなとこがあるわけよ。曲作れるしさあ」
最新作での制作における変化や手ごたえはもちろん、この作品を完成させた現在にいたるまでの20年間を全て明かした宮本のインタビュー。撮り下ろし写真と共に、ここでしか読めない貴重な内容だ。