セカンド・アルバム『コントラ』のジャケット写真のモデルの女性から訴訟を起こされているヴァンパイア・ウィークエンドだが、今度はバンド側がカメラマンのトッド・ブロディに対して訴えを起こした。ただ、裁判関係者にもバンド側にも、ブロディの行方がわからなくなっているという。
バンドとブロディは『コントラ』のジャケット写真の女性、アン・カーステン・ケニスに200万ドル(約1億6800万円)もの損害賠償を要求する訴えを起こされていて、ケニスは写真の使用許可を出した憶えはないとしている。
また、バンド側は、ケニスの署名つきとされる使用許可書とともにケニスの写真を提供したのはカメラマンのブロディなので、ブロディが責任を負うべきだとしている。ただ、そのブロディがバンドに引き渡した写真自体からして、そもそもブロディが撮ったものではないとケニスは主張している。
通常、裁判の書式などは手渡しで提出しなければならないことになっているが、今回はブロディが捕まらないので、郵便とメールの形で必要書類を提出する許可が特別に下りたとPdnパルスが報じている。12月3日付けをもって、ブロディは書類を受け取ったものとして判断され、審議に入るという。このままブロディからの音信がない場合には、欠席裁判として判決が出される可能性もあるとか。
バンド側の主張によればブロディは「不正に事実を捻じ曲げ、契約書などを偽造した。ケニスから起こされている一切の損害請求についてはすべてブロディが負うものとする」としている。
一方、バンドは目下のところ、最大規模のイギリス・ツアーを敢行中。その後、アイルランドへ向かい、ヨーロッパ・ツアーを終える予定だ。
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