コートニー・ラヴ、ツイート攻撃が名誉毀損だと訴えられる

コートニー・ラヴ、ツイート攻撃が名誉毀損だと訴えられる

ホールのコートニー・ラヴは自身のツイッターでさんざんからんでいたファッション・デザイナーから名誉毀損などの訴訟を起こされることになった。

デザイナーはテキサスをベースにブドワール・クィーンというブランドを切り回しているドーン・シモランキールで、コートニーから誹謗中傷ツイートの嵐を受け、名誉毀損のほか営業妨害なども被ったとしてコートニーを訴えている。

問題のツイート攻撃でコートニーはシモランキールが薬物の売人の売春婦で過去に暴行罪の前科があり子供の親権も失ったような人物だとぶちあげ、さらにシモランキールについてこう触れてもいる。「彼女はわたしから莫大な金額を手にしていて、それは4万ドルくらい(約340万円)。こっちもやられぼったくりには泣き寝入りするつもりはないから、こうやって彼女を有名人にしてあげてるわけ!」

実はこの裁判、ツイッターやツイートのような短信やフェイスブックなどでの書き込みがはたして一般の報道などと同等に名誉毀損の対象として判定されるかどうかという意味で前例のない判決になると見られていて、シモランキールの弁護士ブライアン・フリードマンも「こういう判例はいまだかつて存在したことがないんです」とハリウッド・リポーター誌に語っている。

シモランキール側としては、コートニーの行為が名誉毀損に当たるという判断を受けることで、営業妨害による損害賠償をかちとりたいところだ。その一方でコートニーの弁護士ジェイムス・ジャノヴィッツは「これは名誉毀損には当たらないと考えていますし、たとえ名誉毀損に当たると解釈されたところで、実際の損害はこの件では生じていませんよ」と語っている。

公判はロスアンジェルスで1月18日から始まる予定だ。


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