グラストンベリー主催者、今年なぜビヨンセとコールドプレイをヘッドライナーに起用したのかを語る

グラストンベリー主催者、今年なぜビヨンセとコールドプレイをヘッドライナーに起用したのかを語る - ビヨンセ 2008年作 『アイ・アム… サーシャ・フィアース』ビヨンセ 2008年作 『アイ・アム… サーシャ・フィアース』

グラストンベリー・フェスティバルのオーガナイザーの1人であるエミリー・イーヴィスは今年のヘッドライナーの1つとしてビヨンセを起用した理由を明らかにした。

エミリーはグラストンベリー・フェスのオフィシャル・サイトでこう説明している。「ラインナップについてはできるだけ多様性に富んだものにしていきたいと考えているのね。このフェスではいつもそういう方向性で考えてきたし、それぞれのジャンルのトップの人に来てもらいたいし、ビヨンセは間違いなくそういう人だから」。

さらにエミリーはこう続けている。「昨年、ビヨンセのライブを観させてもらって、ショーのパワーに吹っ飛ばされそうになったということがあって。ビヨンセには計り知れないほどのソウルがあって、声もとてつもないし、しかも、強靭な全女性バンドも引き連れているし。ライブの届け方も熟知しているし、パンチを同時に何発も詰め込んでしまう技も熟知しているから、もう爆発的なライブになるはず!」

さらにエミリーは、もうひとつのヘッドライナーであるコールドプレイもすでに「ステージのプランを練るため」に現地をすでに視察したと語っている。

「コールドプレイには出てもらえることになってすごく幸運だったと思ってるのね」とエミリーは語る。「前回出てもらってから(2005年)しばらく経ってるし、これはかなり劇的なライブになると思う。彼らは偉大なるグラストンベリー・バンドのひとつだし、ということはつまり、いつもこのフェスのなんたるかをわかってもらってきたし、フェスにとって微妙だった時期もしっかりサポートしてもらえたと思う」。

今年のグラストンベリー・フェスはピルトンにあるワージー牧場で6月24日から26日にかけて開催されるが、会場は22日から開放されている。

昨年のヘッドライナーはミューズとスティーヴィー・ワンダーで、急遽キャンセルとなったU2に代わってゴリラズが出演した。オーガナイザーのマイケル・イーヴィスはU2に今年も出演してくれないかと打診したというが、U2側はまだその動向を確定させていない。

(c) NME.COM / IPC Media 2011
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