中国当局、一転してボブ・ディランのライブを許可。その理由とは?

中国当局、一転してボブ・ディランのライブを許可。その理由とは?

ジャスミン革命の余波が中国に及ぶのを徹底的に押さえ込んでいるという中国政府の圧力で公演が中止に追い込まれるのではないかと心配されたボブ・ディラン初の4月の中国公演だが、先頃、4月6日の北京公演の開催が当局に認可され、驚きを呼んでいる。

特に“風に吹かれて”や“時代は変わる”などのボブの反体制的な代表曲を考えれば許可はもう下りないだろうと見込まれていただけに驚きをもって迎えられたが、許可はあくまでもボブが中国文化省の注文に従うことを前提としたものだとAP通信は伝えている。

その一方で、中国当局としてはボブが実は中国ではほとんど無名に近い存在であることから中国の一般市民にもたらす影響も微々たるものなのではないかと踏んでいるのだろうとスピナーは伝えている。基本的に中国におけるボブのファンベースは実は中国在住の外国人で、それ以外の客層にはかつての反体制的な代表曲の数々も今のボブのバージョンでは聴き分けができないのではないかと思われるからだ。

いずれにしても、4月8日の上海公演の認可が下りるのも時間の問題ではないかと噂されているとか。
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

フォローする
音楽WEBメディア rockin’on.com
邦楽誌 ROCKIN’ON JAPAN
洋楽誌 rockin’on