現在CSSとツアー中のスレイ・ベルズだが、6月から新作制作に着手し、2012年の早い時期にリリースすることを明らかにしていて、ギターのデレク・ミラーは「新作のことしか考えられないんだ。時間があればたいていは新作用の音源を作ってるよ」と語っている。
デレクはこう続けている。「6月25日から始める予定で、もうデモもいろいろ出来てて、2012年の早い時期に出そうと思ってるんだ。『トリーツ』では結局、残しちゃった音源もあって、そういう音源は最後まで仕上げることができなくてもう諦めなくちゃならなかったんだよね。そういう失敗だけはもう繰り返さないよ」。
さらにデレクは新作はファーストと較べるとパーティ・ミュージックっぽいところが少なく、エモーショナルな意味でよりへヴィなものになると語っている。「新作用の音源は『トリーツ』のものとは違ってて、エモーショナルな意味でかなりヘヴィなレコードになると思うよ。『トリーツ』に収録されている楽曲の一部はパーティ・ミュージックだし、とりあえず今度のレコードではそういうものだけはないんだ」。
その一方で、ボーカルのアレクシス・クラウスは新作は巨大だと説明していて、これまでどおりのラウドな音になると語っている。
「デレクのデモの何曲かはわたしにはすごく巨大に感じられて、とてつもなく大きい音になってるんだ。今度も何トンもある音量を誇ることになるね」。
なお、スレイ・ベルズは、ビヨンセの新作『4』用のレコーディング・セッションに参加したことが伝えられている。
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