絶賛を呼んだ2009年の『ラングス』に続くセカンドの制作に入っていると伝えられているフローレンス・アンド・ザ・マシーンだが、フローレンス・ウェルチが新作の歌詞の内容について一部明らかにしている。
フローレンスは今回の題材としていろいろ内容を扱っているものの、幽霊や亡くなった祖母について書いていると語っている。「今度の新作の曲の多くはわたしの空想上の内容になっているの」とフローレンスはナイロン誌に語っている。「実際には触れることができないもの。幽霊や噂、亡くなった母や、夢のなかで自分に会いに来るものとか」。
また、フローレンスは暗いたとえや比喩に惹かれていると語り、現在人間関係などは安定しているが、アルバムとしてはさまざまな問題を扱う内容になると説明している。
「新しい曲では、今もわたしは暗いメタファーに惹かれているように感じるのね。曲をひとつ書くごとに自分についてなにかを知ろうとしていると、わたしにはいつもそう感じられるの。どうしてわたしはこうなんだろう、わたしのなにがいけないんだろうって」とフローレンスは語る。
「まだまだ問いかけることはたくさん残っているように感じられるのね。自分の関係に今は満足しているといっても、いろいろ向き合っていかなければならない問題はあるわけで。わたしも25歳になるし、もうこれからは大人にならなきゃと思うのね。人生っていうのは、いつだって安全であることと自由に行動することのせめぎあいだと思うの」
(c) NME.COM / IPC Media 2011