コートニー・ラヴは自身がツイッターで行った誹謗中傷のせいで、この1年以内で2度目の訴訟を起こされている。
訴えを起こしているのはアメリカの弁護士のロンダ・ホームズで、ホームズ弁護士は賄賂を受けているとの言いがかりをコートニーがツイッターでつけたせいで損害を被ったと主張している。もともとホームズ弁護士はコートニーの亡くなった夫カート・コバーンの遺産から資金が不当に着服されていないかを調査するためコートニーに雇われていた。
しかし、依頼から半年後にコートニーはホームズ弁護士とその事務所との契約を解約し、自身のツイッターで「サンディエゴのロンダ・ホームズ弁護士が収賄を行っていたのがわかった時には正直衝撃を受けた」とツイートしたという。ちなみに、この時のコートニーのツイッター・アカウントはもう抹消されてしまっている。
ロイター通信によると、ホームズ弁護士は名誉毀損とプライバシー侵害の両面で損害賠償をコートニーに対して要求していくことになるという。なお、コートニー側の弁護人はまだなにもコメントをしていない。
コートニーは今年の1月にもツイッターでの書き込みをめぐって訴訟を起こされていて、アメリカのファッション・デザイナーのドーン・シモランキールのことを「ドラッグの売人の売春婦で過去に暴行罪の前科がある」とツイートしたことで名誉毀損の損害賠償として43万ドル(約3440万円)もの支払いを裁判所から命ぜられることになった。この判例によって、コートニーはツイッターでの書き込みが訴えられて損害賠償へと繋がった初めてのケースとなった。
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