世界で最高齢のロック評論家といわれたジェイン・スコットが7月4日に92歳で亡くなった。死因はアルツハイマー病による合併症だとジェインの代理人であるウィリアム・フルトンが明らかにしている。ジェインには直接の遺族などはいないという。
ジェインはオハイオ州で発行されているザ・プレイン・ディーラー紙で1952年から執筆を始め、2002年に82歳で引退していた。現役中にはザ・ビートルズ、ザ・ローリング・ストーンズ、レッド・ツェッペリン、ボブ・ディラン、ジャニス・ジョプリン、ジミ・ヘンドリックスらの登場と台頭を紙面で紹介していた。
ザ・プレイン・ディーラー紙でかつて同僚として働いたマイケル・ヒートンはCNNに次のようにジェインについて追悼している。「ジェイン・スコットの存在の重要性は無視できないものですよ。音楽、そしてジャーナリズムとなると、ジェインがロック評論というものを発明したと言ってもいいほどですから。それがジェインの人生であって、ジェインはそれをまっとうしたんですよ」。
「ジェインが何世代にもわたるロック・ファンやパフォーマーやジャーナリストにどれほどのインパクトと影響を与えていたかということは、小社に雪崩れ込んできている追悼文やメッセージやコメントなどに表れていると思います」とザ・プレイン・ディーラー紙のトム・フラダング編集長が語っている。「それはたとえば、(カントリー歌手の)ライル・ラヴェットからの『音楽は最愛の家族を1人失った』というものから、一般のファンからの『ジェイン・スコットに敬礼。超絶バッドアス(豪傑者)』というコメントにまで及んでいるのです」。
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世界最長老のロック評論家が他界
2011.07.09 15:00