ニルヴァーナのファースト・アルバム『ブリーチ』まで基本的にドラムを担当していたチャド・チャニングはクリスト・ノヴォセリックとまた一緒にレコーディングをしてみたいと語っているとか。
現在、ビフォア・カーズのボーカルを務めているチャドはニルヴァーナ時代はドラムを担当していて、主に『ブリーチ』の収録作品までメンバーとして活動していた。その後、カート・コバーンとクリスト、そしてチャドとの話し合いでバンド脱退を決め、後任のドラマーにはデイヴ・グロールが加入することになった。
そのチャドは現在、ビフォア・カーズの新作を準備中だというが、クリストとまた一緒にやってみたいとローリング・ストーン誌に語っている。
「クリストとはあまり話したりはしないんだけど、ここ1年で何度か言葉を交わしてるんだよね。もし本当にそんな機会があったら、クリストと一緒になにかをやるっていうアイディアにぼくは飛びつきたいね。絶対ね」。
その一方で、チャドはビフォア・カーズの新作は2008年の『Walk Back』と較べて相当に違うアルバムになると語っている。
「70年代のシンガー・ソングライターからの影響がかなり出てる作品になってるんだ。デヴィッド・ボウイとゴードン・ライトフットをミックスしたような感じかな」
新作には“Trip To Mars”“Jerk Water”“How We Run”“The Last Times”などの楽曲を収録する予定で、今年の暮れか来年の頭にリリースを考えているという。
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