ノー・ダウトのグウェン・ステファニー、自分たちの作曲作法は「かなり切羽詰ったものだ」と語る

ノー・ダウトのグウェン・ステファニー、自分たちの作曲作法は「かなり切羽詰ったものだ」と語る - 2001年作 『ロック・ステディ』2001年作 『ロック・ステディ』

2001年の『ロック・ステディ!』以来となる10年ぶりの新作を制作中のノー・ダウトだが、ボーカルのグウェン・ステファニーはバンドの作曲プロセスはかなり「切羽詰ったものだ」と語っている。

6枚目のアルバムとなる新作は今年の年末にかけてリリースされると見込まれていて、“Undercover”“Settle Down”“Easy”“Heaven”“Dreaming The Same Dream”などといった楽曲のタイトルが収録曲として明らかにされていて、“Dreaming The Same Dream”についてグウェンは「学校のダンスパーティにうってつけな曲」と説明している。アルバム全体としてテーマはあるのかと訊かれてグウェンはこう答えている。

「いろいろ意匠を凝らしたり、全体的なヴィジョンを持って見渡せるくらいソングライティングがうまかったらいいなとは思うんだけど、現実にはその場で閃いたものをただ形にするので精一杯で、わたしたちのソングライティング・プロセスってものすごく切羽詰ったものなのね」

さらにグウェンはバンドのソングライティング・セッションは午後5時から深夜12時にかけて行われるのが通例となっていたと語っていて、それは日中の時間を子育てと自身のファッション・ラインLAMB用のデザイン作業、そして身体のトレーニングにあてていたからだという。

「クリエイティヴな人にとっての最大の悩みどころはここなのよ」とグウェンはQ誌に語っている。「つまり、スケジュールの隙間の間でクリエイティヴにならなきゃならないってことね」。

また、グウェンはプリンスにソングライティングのコツを手ほどいてもらったこともあるとか。「プリンスに一度言われたことがあって。『ヒット曲を書いてみようって思ってやったことある? アートっぽく聴かせたいとかそういうことは一切考えずにだよ』ってね」。


(c) NME.COM / IPC Media 2011
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