ジョージ・マイケルはゲイのアーティストを集ったアルバムの制作に乗り出していることを明らかにしている。
今年の冬には41名による交響楽団を引き連れてツアーを予定しているジョージだが、次回のスタジオ・アルバムではゲイ・アーティストを集って制作すると語っていて、それは自身のここ数年続いた不祥事で「若いゲイ・キッズをがっかりさせた」ことによる「イメージ的ダメージを回復させる」ためだとか。
その新作についてジョージはNMEにこう語っている。「このアルバムではゲイか、ゲイ・フレンドリーなアーティストと一緒にやろうと思ってて、ぼくが歌っているトラックと、無名の新人なども含む若いゲイ・アーティストが歌っているトラックをミックスした構成にしようと思ってるんだ。それと、凄腕のダンス・プロデューサーとも一緒にやれるようにリスト・アップしてあるから、結構圧倒的な内容になると思うよ」。
さらにジョージはこう続けた。
「アルバムがリリースされた頃にはぼくは48歳になってるけど、ゲイの男性のダンス・ミュージックとの付き合いってものはどうもストレートの男性の人のものよりも長持ちするみたいなんだな!」
ジョージは先頃、廃刊したザ・ニューズ・オブ・ザ・ワールド紙の電話盗聴事件をめぐって、「自分も数年間は傍聴されていたような気がする」と語り、さらに新聞の親会社グループ長のルパート・マードックに社会的に「葬り去られるところだった」とも心境を明らかにしている。
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