エルトン・ジョンやリアム、ジョージ・マイケルの楽曲とジョン・レノンとの共通点を指摘

エルトン・ジョンやリアム、ジョージ・マイケルの楽曲とジョン・レノンとの共通点を指摘 - Photo by Russel YoungPhoto by Russel Young

ジョージ・マイケルのドキュメンタリー、『ジョージ・マイケル:フリーダム』の新たなトレイラーが公開された。

(playlist: George Michael - Praying for Time)

今回新たに公開された映像では、エルトン・ジョンリアム・ギャラガー、ジェームズ・コーデン、そしてマーク・ロンソンがそれぞれ『LISTEN WITHOUT PREJUDICE VOL. 1』のオープニング曲である“Praying for Time”のレコードを聴きつつ、楽曲に対してコメントする様子を見ることができる。

この中でエルトン・ジョンとリアム・ギャラガーは、同楽曲とジョン・レノンとの繋がりを以下のように指摘している。

まずエルトン・ジョンは、“Praying for Time”を「ジョン(・レノン)が歌っているのが聴こえてくるようだ」と以下のように話す。

ジュリアン・レノンが言ってるように、あるいは誰もが言ってるように、ぼくにはこの曲をジョン(・レノン)が歌っているのが聴こえてくるようなんだよ。アルバムのオープナーとしては最高の曲だね。

ちょっとフィル・コリンズの“In the Air Tonight”に雰囲気が似てて、このアルバムにすぐさま引きずり込まれてしまうんだ。


また、リアムは「ファッキン最高だね! これって誰?」とジョークを飛ばしたあと次のように語った。

一番印象的なくだりは金持ちが貧乏人を自称し始めているっていう歌詞だね。そこが好きなんだよ。いろんな捻りがあって、お前ら逃げおおせたって思ってんじゃねえぞっていうね。

貧乏人の振りしやがってっていう。そういうところがね、ジョン・レノン的なノリになってるんだと思うけどね。きっと俺にとってはジョージ・マイケルがやってきたどの曲の中でも一番好きな曲だよね、間違いなく。実際、そうだし。


George Michael - Praying for Time

現地時間10月16日に英テレビ局「Channel 4」で放送された同ドキュメンタリーは、ジョージ・マイケル自身が生前に制作に取り組んでいた作品で、結果的に彼の最後の仕事となった。

同作はジョージ・マイケルの2ndアルバム『LISTEN WITHOUT PREJUDICE VOL. 1』(1990)を中心に、1990年代前半のジョージの活動に焦点を合わせたドキュメンタリーとなっている。作品内ではリアム・ギャラガーやマーク・ロンソン、エルトン・ジョン、ナイル・ロジャース、スティーヴィー・ワンダー、モデルのケイト・モスやナオミ・キャンベルらが同作品内でコメントを寄せている。

また、リアムが今作の中でジョージについて「ジョージ・マイケルは現代のエルヴィス・プレスリーだよ」と語っていることも話題になっていた。

なお、『ジョージ・マイケル:フリーダム』は「第30回東京国際映画祭」にて、10月28日(土)にジャパンプレミア上映を控えている。

ジャパンプレミア上映の詳細は以下の記事より。

ジョージ・マイケルの遺作ドキュメンタリー映画、「東京国際映画祭」でジャパンプレミア決定
故ジョージ・マイケルの『リッスン・ウィズアウト・プレジュディス+MTVアンプラグド』のリリースを記念し、ジョージ・マイケル自身が監督、ナレーションも務めたドキュメンタリー・フィルム『ジョージ・マイケル:フリーダム』が、「第30回東京国際映画祭」にてジャパンプレミア上映されることが決定した。…
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