「世界で最も残酷なものが愛だと思います。そんなものがなければ、俺がこんなに死に苦しむこともなかったし、世界に執着することもなかった」
『ROCKIN’ON JAPAN』誌面にて不定期敢行されているSEKAI NO OWARIのメンバー個別連載。8月30日発売の『JAPAN10月号』はいよいよその最終回であり、フロントマン=深瀬慧(Vo・G)が登場する。
SEKAI NO OWARIの活動拠点となるライヴハウスをつくり、ほとんどの楽曲の作詞・作曲を手がける深瀬。そのパーソナリティーに迫ることで、SEKAI NO OWARIの本質まで解き明かそうとするインタビューだ。今回はキーワード・インタビューで、それぞれ「家族」、「地球」、「病い」、「欲望」、「愛」について語る。
「やっぱり自分のことを歌いたいから。この世界で一番特別なものって自分だと思うんですよ」
「自分の頭の中でいろんな情報を処理しているのに、『死』だけはエラーが出てしまう。それはなぜかっていうと、答えなんかないからですよ」
また記事では前回までの藤崎彩織、中島真一、DJ LOVEに続き、今回もSEKAI NO OWARIならではの撮り下ろし写真を掲載。
8月17日にトリプルリードシングル『INORI』をリリースし、武道館公演を控えているSEKAI NO OWARI。彼らの「正しさ」と「異常さ」に満ちたポップが、なぜ今多くのリスナーの支持を集めているのか。その表現の根幹にまで迫る、貴重な内容だ。