ラカンターズが突如再始動。この秋3年ぶりのライブを6回敢行

ラカンターズが突如再始動。この秋3年ぶりのライブを6回敢行 - 2008年作『コンソーラーズ・オブ・ザ・ロンリー』2008年作『コンソーラーズ・オブ・ザ・ロンリー』

2008年以来活動休止状態に入っていたジャック・ホワイトとブレンダン・ベンソンらによるラカンターズだが、9月14日を皮切りにフェスティバル出演をメインとするライブを6回ほど行うことが明らかになった。

14日に行われる最初のライブはテネシー州ナッシュヴィルにある、ジャックの運営するサード・マン・レコードで行われ、その翌日にはナッシュヴィルのライマン公会堂でライブを行い、その後は9月、10月、11月とフェスティバル出演を4回ほど続ける予定だ。

今回の唐突な活動再開についてベースのジャック・ローレンスは「ぼくたちの場合、なにをやってもこんな調子なんだよね。まるで計画性がないっていう」とビルボード誌に語っている。

「やかんがかたかた鳴り出したらもう、いきなりみんなで演奏することになっちゃってるっていう。ほんとそういうもんなんだよ。今回のようなフェス出演のオファーをいくつももらったから、なんかまた一緒になってショーをいくつかやってみて、最後に終わったところから考えてどれくらいものができるかなって確かめてみるのにいいタイミングかなって思えたんだよ」

今回のライブに備えて行ったリハーサルについてもジャック・ローレンスは「結構楽に調子が戻ってきてるよ」と語っている。「しばらく経ってるから、ちょっと埃がたまっちゃってるけどさ。ふーって埃を吹き落して、だんだんまとまってきてる感じだよ」。

ライブではこれまでやったことのなかったカバーを披露することになるとジャック・ローレンスは語っていて、さらに2006年の『ブロークン・ボーイ・ソルジャーズ』や08年の『コンソーラーズ・オブ・ザ・ロンリー』からの楽曲にしてもアレンジを変えたものもあるとか。ただ、新曲をやるかどうかについてはわからないとのことだ。

ライブ再開となると、今後の活動もにわかに注目されるところだが、やはり「なんとも言えない」とジャック・ローレンスは語っている。「みんなまだそれぞれのプロジェクトをやってるからさ。なにがどうなるかは、なかなか言えないところなんだよね。正直なところ、ぼくたちはなにもあらかじめ計画しないし、その時々で全員の気分がどういうものかによるんだよね。今度のライブまでにいい感触になってたら、その後も活動を続けたくなるだろうし、そうなったら、みんなで時間を捻出するんじゃないの」
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