マドンナ、イタリアのベルルスコーニ首相は首相にふさわしくないと示唆

マドンナ、イタリアのベルルスコーニ首相は首相にふさわしくないと示唆 - マドンナ『ハード・キャンディー』マドンナ『ハード・キャンディー』

ヴェネチア国際映画祭に出席したマドンナはイタリアのシルヴィオ・ベルルスコーニ首相が首相にはふさわしくないと遠まわしに発言している。

マドンナは自身が監督を務め、イギリス国王から退位したウィンザー公エドワードとシンプソン夫人の恋を現代から見た視点で描いた『W.E.』の上映のために映画祭に駆けつけていたが、ベルルスコーニ首相についてオッジ誌に訊かれてこう応えている。

「ベルルスコーニついてどう思うかですって? そんな話は今したくないんだけど。でも、ザ・エコノミストが全部言い切ってるんじゃないの?」

マドンナが触れていたのはイギリスのザ・エコノミスト誌が組んだ特集のことで、この号の表紙にはベルルスコーニの写真が使われていて、「一国をまとめてハメた男」という見出しがつけてあった。

ベルルスコーニ首相は現在、未成年少女に対して買春行為をした容疑で訴追されていて、今月中にも公判が行われる予定になっている。

なお、マドンナは映画祭でファンに紫陽花の花束を手渡されて、これについてマイクのスイッチが生きているのに気づかずに「わたし紫陽花って大っ嫌いなんだけど。あの人知らなかったのね」と口にしたのがそのまま流れてしまうというハプニングがあった。早速「マドンナは紫陽花がお嫌い」と大きく話題になったが、マドンナはこの出来事への謝罪動画を公開している。内容は、前半では紫陽花の花束を愛しそうに抱えながら自分の失言についての謝罪を繰り返すが、最後には「やっぱり紫陽花大っ嫌い! 自由の国なんだからファック・ユー」と紫陽花を踏みつけにした後、蹴り飛ばしてしまうというマドンナらしいカタルシスを伝えている。

マドンナの謝罪動画はこちらから→
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=-qlXMA0v-WA


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