再結成したジョン・パワー率いるキャストだが、2001年の『ビートルート』以来10年ぶりとなる新作のレコーディングを終えたという。
キャストは昨年デビュー作『オール・チェンジ』のリリース15周年を記念する再結成ライブをロンドンで行い、その折に新曲も一部披露していた。その後、バンドは新作制作に取りかかるべく活動を続行すると発表され、今回5枚目の新作用に12曲仕上げたとか。
ジョンはバンドのツイッターでこう報告している。「というわけで、全部レコーディングは完了したよ。12曲、最初のトラックの最初のテイクから、最後のトラックで一番最後に息をつくところまで」。
「数日後にはミックスを始めるはずだし、そのあとでマスタリングしたら、もうリリースに向けて準備万端ということだね」
ジョンは昨年、自身で書いていた楽曲の一塊から触発されてバンドの再結成を思い立ったとNMEに次のように語っていた。
「今ちょうど書いている作品のひとまとまりはぼくに、かつてぼくがやってきたことと折り合いをつけさせてくれるような、そんな作品になってきているんだよ。あんまり先のことまで考えるのはよくないんだけど、でも、今回の作品の数々はきっとキャストにはまるんだろうなと思ってね。そこで、『だったら、また一緒にやろうか?』って思い立ったんだよ」
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