元ウィーザーのマイキー・ウェルシュ、急死の原因はヘロインか?

元ウィーザーのマイキー・ウェルシュ、急死の原因はヘロインか? - 2001年作『グリーン・アルバム』2001年作『グリーン・アルバム』

元ウィーザーのベースのマイキー・ウェルシュが10月8日に急死したが、死因は薬物の過剰服用かと思われている。

警察ではまだ死因が特定できていないとしているが、マイキーが宿泊していたホテルの部屋から、処方された薬物とヘロインかと思われる白い粉末が一袋一緒に発見されているとシカゴ・トリビューン紙が伝えている。

マイキーはホテルの部屋にこもったまままったく応答がなくなったことから、死んでいるところを8日に発見されたとクック郡検死官が発表している。享年40歳だった。マイキーの死は遺族によってマイキーのツイッターで次のように伝えられた。

「マイキーが突然、他界してしまったことをここにご報告しなければならなくなったことを大変悲しく思います。類まれな父親、アーティスト、友人として偲ばれることになるでしょう。安らかに永眠されることを願います」

ウィーザーもバンドのツイッターでマイキーの死を悼んでいる。「仲間のウィーザー・ロッカー、マイキー@mikeywelsh71が亡くなったという悲しい報せに衝撃を受けています。マイキー愛しています」。

マイキーはオリジナル・ベースのマット・シャープが1998年にバンドを脱退した後にバンドに加入し、2001年8月までウィーザーでの活動を続け、その間“アイランド・イン・ザ・サン”“ハッシュ・パイプ”などのヒット曲を収録した2001年の『ザ・グリーン・アルバム』の制作に貢献した。

しかし、ウィーザーとして活動した時期の終盤には精神状態が不安定になり、自殺未遂なども起こし、2001年8月に精神病院に入院することになってバンドの一員として活動することが不可能になった。その後、マイキーはアートに専念し始め、抽象画の作品に取り組んでいくことになった。

死の数週間前にマイキーは謎めいたツイートをしていて9月26日には自身の死を予言するような書き込みを行っていた。「シカゴで来週末に死んだ夢を見た(寝ているうちに死んでた)。今日中に遺書を書かないと」。

マイキーのアート作品を紹介するサイトはこちらから→
http://www.flickr.com/photos/mikeywelsh/

マイキーの死を悼むウィーザー・ファン・サイトのウィーザーペディアはこちらから→
http://www.weezerpedia.com/wiki/index.php?title=R.I.P._Mikey_Welsh


(c) NME.COM / IPC Media 2011
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする