新作『Born and Raised』のリリースを今月予定していたジョン・メイヤーは深刻な喉の疾患にかかり、声帯近くにできた肉芽腫の除去手術を受けなければならなくなったという。
ジョンは自身のブログで手術を受けたことを10月20日に明らかにし、「喉をひと月かそれ以上、完全に休ませなくてはならない」と説明している。ほとんど仕上がりかけていた新作については来年の早い段階でのリリースが見込まれているという。
「手術に代えて、時間を置くことで経過がよくならないかとじっくり試してもみたけど、2週間にわたる喉の安静(とそのほかもろもろの治療)の結果、まったくよくなる気配がなかったんだよ」とジョンはブログで手術しか方策はなかったと説明している。
「本当なら腹を立てるべき事態なんだろうけど、今はいいことしか頭に思い浮かばないんだ」とジョンは綴り、喉が回復を待つ間、新作の作業をさらに進めていくこと、さらにはアメリカ横断旅行に出るつもりだとも報告している。
「アメリカでも最高峰のお医者さんたちに面倒を看てもらっているのですべてがよくなったら、またツアーに出て歌ってることになるはずだよ」
ジョンはこれまで世界で2千万枚ものレコード・セールスを誇っている。
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