ザ・スマッシング・パンプキンズの『ギッシュ』『サイアミーズ・ドリームス』の再発の詳細が明らかに

  • ザ・スマッシング・パンプキンズの『ギッシュ』『サイアミーズ・ドリームス』の再発の詳細が明らかに - 『ギッシュ』

    『ギッシュ』

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    『サイアミーズ・ドリームス』

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11月から大々的なヨーロッパ・ツアーに乗り出すザ・スマッシング・パンプキンズだが、12月28日に再発される1991年の『ギッシュ』と93年の『サイアミーズ・ドリームス』の詳細が明らかになった。バンドはこれまで向こう3年のうちにバック・カタログを再発していくことを明らかにしてきたが、年内はこの2枚のリリースになる。

どちらのパッケージにもレア・トラックや未発表音源によるボーナス・ディスクと、それぞれの作品のツアーからのライヴ映像を収録したDVDも含まれる予定で、『ギッシュ』についてはプロデューサーのブッチ・ヴィグが新たにリミックスした“トリステッサ”や“ラ・ドリー・ヴィータ”なども収録されるという。

さらにデラックス・ヴァージョンになると、ビリー・コーガンの全曲解説や未発表写真やポストカードによるコラージュなども付録として収録される。バンドのオフィシャル・サイトで今回のリリースについてビリーはこう語っている。

「『ギッシュ』はロックンロールという深海へのぼくたちの初陣を体現している作品なんだ。この音のなかからは、聴かれようとしているぼくたちのナイーヴな心と若々しい気概が伝わってきて、この作品をここまで情熱的なものにした時を懐かしく思う」

また、『サイアミーズ・ドリームス』についてはこう語っている。「1992年に、この世界の重みを肩に感じたままぼくたちはガレージへと引き籠って自分たちの人生を永遠に変えてしまう楽曲にとりかかることになった。『サイアミーズ・ドリームス』は自分たちの夢がすべてかなうことを体現した作品だが、その一方で幸福なバンドというぼくたちの夢の方はこの作品とともに瓦解してしまった」。

ザ・スマッシング・パンプキンズは2000年にいったん解散し、07年にビリーとオリジナル・ドラマーのジミー・チェンバレンは新メンバー3名を迎えてパンプキンズを再結成させたが、09年にジミーは脱退した。今年に入ってビリーは00年に解散したことがそもそも間違っていたと語ったが、それと同時にオリジナル・ラインナップによる再結成はもはやありえないとも語っている。

なお、制作進行中だという新作『Oceania』については来年の早い段階でリリースされる見込みだという。


(c) NME.COM / IPC Media 2011
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