現在新作『ヴェラキラプトル!』を引っ提げてイギリス・ツアー中のカサビアンだが、新作の収録曲の受け方が非常にいいことに驚いていると語っている。
イヴニング・スタンダード紙にギターのサージ・ピッツォーノは次のように語っている。「もう完全に打ち負かしてやったっていう感じだよ。ぼくたちにはものすごい勢いの楽曲が揃ってるわけで、サイの大群が自分に向かってきてる感じがするくらいなんだ。みんなぼくたちのライヴでものすごく楽しめるようなんだね」。
その一方で来年の夏にマンチェスターのヒート・パークで行われるザ・ストーン・ローゼスの復活ライヴでサポートとして出演する可能性をサージは否定している。
「ぼくたちが正直言ってザ・ストーン・ローゼスをサポートすることはあるかって? いや、それはないね。だってパルプやブラーなどがここ数年のフェスのヘッドライナーを務めてることを考えると、ぼくたち以上にもっとすごいバンドはまだごろごろしてるってことになるからね」
さらにサージはこの先の新作についても実験的であり続けるようにすると語り、簡単に括られるようなバンドにはなりたくないと語っている。
「みんなに期待されるようなサウンドやあり方にはまりたくないんだよね。そもそもの始まりからぼくたちは簡単に括れないバンドであり続けてきたし。だから、古い曲の第2号みたいなものだけはやりたくないよ。それをやっちゃったら、なによりも自分にとっては滅入ることになるだろうな」
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