トレント・レズナー、来年はナイン・インチ・ネイルズとしての作品制作に打ち込むと語る

トレント・レズナー、来年はナイン・インチ・ネイルズとしての作品制作に打ち込むと語る - Trent Reznor, Attica Ross『The Girl with the Dragon Tattoo』Trent Reznor, Attica Ross『The Girl with the Dragon Tattoo』

映画『ソーシャル・ネットワーク』のデヴィッド・フィンチャー監督の新作で来年2月10日に公開される『ドラゴン・タトゥーの女』の音楽を手がけてきたトレント・レズナーは来年の大半はナイン・インチ・ネイルズとしての作品制作に打ち込むことになると明らかにしている。

BBCラジオのゼイン・ロウの番組に出演したトレントは来年は「ナイン・インチ・ネイルズを念頭に置いて」作品を制作していくと語っている。

映画のスコアや妻のマリクィーン・マーンディグと組んでいる別ユニット、ハウ・トゥ・ディストロイ・エンジェルズとの棲み分けについて訊かれてトレントはこう語っている。「ぼくは常になにかこれまでと違ったことにコミットしていかなきゃ気が済まないんだよ。でも、だからといって、いずれナイン・インチ・ネイルズに戻らないってことじゃないんだ」。

「ただ、戻ったら戻ったで、アルバム、ツアー、アルバム、ツアー、アルバム、ツアーっていうルーティンワークに引き戻されることになって、自分が自分の生活のなかでずっとやりたいと思ってきたことがずっとそのまま放置されることになってしまうんだ」

しかし、将来的にナイン・インチ・ネイルズとしてまた活動していく予定はあるのかという問いにはこう答えている。

「もちろんあるよ。この先1年の大半はそれを念頭に置いて作品制作に打ち込むつもりなんだ。あとはその先どうなるかだよね」

2009年にトレント・レズナーはナイン・インチ・ネイルズとしての活動は当分考えていず、ライヴも行わないと宣言していたが、今年に入ってからはナイン・インチ・ネイルズというプロジェクトそのものが消滅したわけではないこと、また、将来的に新しい作品をリリースする可能性はあると語ってきていた。

その一方で映画『ドラゴン・タトゥーの女』のサントラ『The Girl With The Dragon Tattoo』は長年のパートナー、アッティカ・ロスとの作品になっていて、12月9日からオフィシャル・ウェブサイトでリリースし、一般には来年の1月9日リリースとなる。サントラにはヤー・ヤー・ヤーズのカレン・Oをヴォーカルに迎えたレッド・ツェッペリンの“移民の歌”のカヴァーのほか39トラックが収録されている。

トレント・レズナーらによる“移民の歌”を聴くにはこちらから→
http://www.youtube.com/watch?v=htXHpoPJ9cU&eurl=http%3A%2F%2Fwww.nme.com%2Fnews%2Ftrent-reznor%2F60826&feature=player_embedded
公式SNSアカウントをフォローする

最新ブログ

フォローする