ザ・クリブス、スティーヴ・アルビニと制作した新音源について語る

ザ・クリブス、スティーヴ・アルビニと制作した新音源について語る - 2004年作『ザ・クリブス』2004年作『ザ・クリブス』

ジョニー・マー脱退後、スリー・ピースとして新作制作に取りかかっているザ・クリブスはロンドンのほかニューヨークやシカゴで作業を進めていて、ニルヴァーナのプロデューサーとしても知られるスティーヴ・アルビニともコラボレーションを行っていることを明らかにしている。

ほかにもマーキュリー・レヴやザ・フレイミング・リップスとのコラボレーションでも知られるデヴィッド・フリッドマンとも作業を重ねていることを明らかにしていてアルビニとの作業についてギターとヴォーカルのライアン・ジャーマンは次のようにローリング・ストーン誌に語っている。

「シカゴでやったスティーヴとのレコーディングは手っ取り早く済んだし、あれこれ下手にいじることはまるでなくてね。すごく嬉しかったよ」

その一方でベースとヴォーカルのゲイリー・ジャーマンは新作がこれまでの作品よりもへヴィーなサウンドに向かっていることをほのめかしている。

「いつものベースに加えて、今回ぼくはバリトン音域のギターを弾いてるんだよね。ディスト―ションをかけてものすごく歪んでヘヴィーな音になってるんだ。シカゴのセッションがどういう具合だったのかをよく表している説明になってると思うよ」

さらにロンドンではアビイ・ロード・スタジオでもセッションを行っていることをゲイリーは次のように説明している。「誕生日に仕事をしなきゃならなくなったんだけど、その仕事がアビイ・ロードだとなると結構楽しくなってくるよね。自己プロデュースで4曲の組曲を3日間で仕上げたんだよ」。

ザ・クリブスは2月28日にロンドンで行われるNMEアウォードのパフォーマンス・ショーに出演することが決定しているが、そのほかにも3月にエディンバラとリーズでのライヴを発表していて、ここで新曲群を披露するものとみられている。


(c) NME.COM / IPC Media 2011
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