12月28日に1991年の『ギッシュ』と93年の『サイアミーズ・ドリーム』をリマスタリング再発するザ・スマッシング・パンプキンズだが、ヴォーカルのビリー・コーガンはいずれブロードウェイ・ミュージカルの作曲を手がけたいと語っている。
ただ、ビリーはいずれミュージカル用の楽曲を書くとしてもそれは自分の作曲が今より上達してからの話だとザ・ニューヨーク・ポスト紙に語っている。
「ブロードウェイでやってみる前にはもっといいソングライターになっていたいし、自分の古い楽曲がブロードウェイで使われるのを認めるわけにもいかないね。ブロードウェイをやるというんであれば、ぼくはスリー・コードのロックをやるつもりはないから」
その一方で、ビリーは自身がシカゴで旗揚げした新しいインディ・プロレス団体について次のように語っていた。「これは真剣な試みなんだ。この団体には厳密にプロレスの発想のなかで成功してもらいたいんだよ。ぼくの音楽稼業で主な観衆を引っ張ってくるというのであれば、それは悲しいよね。ぼくがこの世界に飛び込んできたからっていうんじゃなくて、この団体は自力で成功していくことになるんだよ」。
また、ビリーはスマッシング・パンプキンズが外の圧力に屈して「懐メロ・バンド」に成り果てることはありえないとも先頃断言している。
バンドは来年リリースになるという新作『Oceania』の仕上げにかかっているといわれている。
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