スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガン、新作『Oceania』は『メロンコリー』以来の傑作だと語る

スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガン、新作『Oceania』は『メロンコリー』以来の傑作だと語る - 1995年作『メロンコリーそして終りのない悲しみ』1995年作『メロンコリーそして終りのない悲しみ』

現在新作『Oceania』を来年リリースすべく制作中だというスマッシング・パンプキンズだが、ビリー・コーガンはこの新作はスマッシング・パンプキンズとしてはここ15年で最もいい作品だと語っている。

ステレオガムの取材に応えたビリーは来年の早い時期にリリースを予定しているという『Oceania』は1995年の『メロンコリーそして終わりのない悲しみ』以来の作品だと説明している。

すでにアルバムを聴いた人たちからの感想についてビリーはこう語っている。「つまりさ、ぼくが50人にアルバムを聴かせてその50人がみんな『これはすごいアルバムだね』って言ってくれるような作品をぼくが作ったのも本当にひさしぶりだからね。そうやって50人全員が『これは傑作だよ』って言ってくれることなんてぼくとしては『メロンコリー』以来なかったからさ」。

ビリーはさらにこう続けた。

「これは長いブランクだよ。『よし、一本取ったぞ』ってまた思えるまで、15、6年かかったわけだからね」

さらにビリーはバンドの活動再開作となった2007年の『ツァイトガイスト』以降の試みとも比較して『Oceania』をこう説明している。「昔のこのバンドから解き放たれたぼくを聴ける初めての作品になったんだよ。昔のスマッシング・パンプキンズへの反動にもなっていないし、求めてもいないし、影響も受けてないんだ」。

また、9月にはビリーはこの作品がバンドにとって伸るか反るかの作品になり、成功しなかった場合には「ぼくたちもどこを目指すのか考え直さざるをえなくなってくるだろう」と語っていた。


(c) NME.COM / IPC Media 2011
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