タイラー・ザ・クリエイター、クリスマス・ライヴでの逮捕劇を語る

タイラー・ザ・クリエイター、クリスマス・ライヴでの逮捕劇を語る - タイラー・ザ・クリエイター『ゴブリン』タイラー・ザ・クリエイター『ゴブリン』

オッド・フューチャーのタイラー・ザ・クリエイターは先週ロスアンジェルスのライヴ会場で公共物などを破損した容疑で逮捕されたが、この事件の経緯を自身のブログで明らかにしている。

12月22日にロスのロキシーで行われたクリスマス・ライヴでタイラーはPAなどの機材を破損したとして逮捕されたが、ライヴを観にきていた母親の目の前で手錠をかけられ連行されたという。

ブログでタイラーは観客の中に女性客がふたり怪我をしているようだと会場のセキュリティ・スタッフの注意を促そうと思ったが、まったく気づかれないことに腹が立ったと説明している。

「ピアノで曲の最も激しいところを弾いてたら音楽とサウンドが低くなって照明が消えてなんかおかしいなと気がついた。立ち上がって、様子を見ると、女の子がふたり怪我をしている。マイクを握ってお客さんに落ち着いてセキュリティを呼んでくれと声を上げてみるが、PAが音を全部落としたことに気がついた」

「それでステージで俺はマイクを指差して音を上げろと身振りで伝えるが、やつは首を横に振る。これを少なくとも70秒間くらいは続けてしびれを切らして俺は観衆の中をかきわけてPAまで行くことにする。やつのサウンドボードの上によじ登り、『おいニガ、俺のマイクを上げろよ、ビッチふたり怪我してんだから、お客さんに静まるように声をかけさせろよ、俺の言うことならみんな聞くんだから』と言っても、このニガは自分にはその権限がないと繰り返すだけ」

「俺は要求を繰り返し、そのやりとりの繰り返しとなる。俺はプレキシグラスを蹴飛ばして、安物のPA卓を踏みつけにしてやり、マイクを床に叩きつける。それから会場の外へ出ると、20人の警官隊とヘリコプターと散弾銃などもろもろに出迎えられる」

その後、拘置所に拘留されたことを次のように語っている。

「牢屋はマジで寒いし、靴下も履いてなくて最悪だった。今は平気だけど、保釈金は人には危害を加えたわけでもなくただの物損なのにエラい高かった。ラッパーがよく監獄をイケてるみたいにくっちゃべってんのが意味わからない。あんなところにいたら俺だったら発狂するよ」

タイラーはセカンド・ソロ『ゴブリン』に続く次回作『Wolf』の制作に近く着手すると言われているが、作風はこれまでのものから変わるはずだと説明していて、「レイプや死体を切り刻んでいくことを話題にするのってもう俺にはおもしろくないんだよな」と語っている。


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