オジーの妻シャロン・オズボーン、ブラック・サバスのオリジナル・ドラマーをクビになどしていないと語る

オジーの妻シャロン・オズボーン、ブラック・サバスのオリジナル・ドラマーをクビになどしていないと語る - 1970年作『黒い安息日』1970年作『黒い安息日』

ブラック・サバスのオリジナル・ラインナップ再結成をめぐって、契約で折り合わず最終的にドラムのビル・ウォードが離脱したことについて、ビルをクビにしろとそそのかしたりはしていないとオジー・オズボーンの妻シャロンが主張している。

ビルはかねてから合意するにふさわしい契約を用意してもらわなければ署名はできないと明らかにしていて、その後、バンドはビル抜きで再結成プロジェクトを進めることを発表している。

しかし、ネットではオジーの妻で辣腕マネージャーとしても知られているシャロンがビルをクビにしろとバンドに促したのではないかと囁かれるようになり、これに対してシャロンは自身のツイッターで、自分はオジーのマネージャーでブラック・サバスは手がけていないと反論している。

「ブラック・サバスについてわたしは誰のことを雇ったりも解雇できたりするような立場にはないから。わたしはバンドのマネージャーではなく、夫のマネージャーだから」

その一方でがんと闘病しているギターのトニー・アイオミについてオジーは順調だとの報告もしている。トニーは先頃、悪性リンパ腫にかかっていると診断され、その後、バンドはレコーディングを行っていたロスアンジェルスからロンドンへとトニーの治療に合わせて作業の場を移動させている。

オジーは自身が出資しているラジオ局のボーンヤードにこう語っている。「トニーは打ち克つよ。とどのつまりは気合いの問題で、トニーほど気合いの入ったやつを俺は見たことないから。だから、大丈夫だ。これはね、人生のさまざまな局面でよく持ち上がる、試練のようなもんなんだよ」。

「トニーにがん発見って突然わかった時、俺はすぐイギリスに移ってきたんだ。ロスアンジェルスにいたまんまだったら、結構荒れてひどいことになってたかもね。トニーは本当にものすごく支援されていて、俺たちからだけでなく、ファンからも本当に信じられないくらいサポートを受けてるんだよ。だから、これは人生で遭遇する難問のひとつにすぎないってことなんだ。トニーが死ぬことなんてないんだから。だから、俺も言ったんだよ、おまえ死んだら殺すってね」

ブラック・サバスは今年の夏にダウンロード・フェスティヴァルへの出演とヨーロッパ・ツアーを控えている。


(c) NME.COM / IPC Media 2012
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