60 年代から急死した2004年までBBCラジオのディスク・ジョッキーとしてその時代の新しいロックや音楽を積極的に紹介した名物DJジョン・ピールだが、その膨大なレコード・コレクションをオンライン博物館として公開するプロジェクトが立ち上がっている。今回のプロジェクトはザ・スペイスという大きなオンライン・プロジェクト構想の一部で、芸術振興を目的とするイギリス政府のNPO団体アーツ・カウンシルが350万ポンド(約4億5500万円)出資し、BBCがコンテンツや技術面でサポートするものになっていて、ジョン・ピールのアルバム2万5千枚、シングル4万枚、CD数千枚を将来的にはすべて網羅するものになるという。やはりアーティスト支援を目的としてジョンの死後に設立され、今回のプロジェクトに参加しているジョン・ピール・センター・フォー・クリエイティヴ・アーツの理事長トム・バーカーは今回のプロジェクトについて「現代音楽史のなかでも最も重要なアーカイヴのひとつであるこのコレクションの全貌へとアクセスする、インタラクティヴなオンライン博物館を築いていくための第一歩となるだろう」と語っている。その一方でやはり今回のプロジェクトに参加している映像製作会社アイ・フィルム・アンド・テレヴィジョンのフランク・プレンダーグラストは次のように説明している。「発想としては、ジョンの自宅のスタジオとレコード・コレクションをユーザーも貢献できるようなインタラクティヴなものとしてデジタルな形で再現するということなんだ。それとジョンのメモとか、アーティストのパーフォマンスのアーカイヴ、あるいは新しくミュージシャンに語ってもらった談話なども参考にできるようにしてね」。ジョンの妻でジョン・ピール・センター・フォー・クリエイティヴ・アーツの出資者でもあるシーラ・ラヴェンスクロフトは次のように語っている。「ジョンのとてつもないコレクションをファンのみなさんに知ってもらえる方策がやっとみつかってとても喜んでいます。ジョンもきっとこれを望んでいたでしょうから。これはすごく楽しみなことのほんの始まりでしかありません」。ザ・スペイスは5月から10月までPCやスマートフォンで閲覧サーヴィスを運営し、その一方でオンディマンド配信サーヴィスも提供するという。(c)NME.COM / IPC Media 2012
BBCの名物DJ、ジョン・ピールの7万枚近くのディスクがオンライン・アーカイヴに
2012.02.24 22:00
60 年代から急死した2004年までBBCラジオのディスク・ジョッキーとしてその時代の新しいロックや音楽を積極的に紹介した名物DJジョン・ピールだが、その膨大なレコード・コレクションをオンライン博物館として公開するプロジェクトが立ち上がっている。今回のプロジェクトはザ・スペイスという大きなオンライン・プロジェクト構想の一部で、芸術振興を目的とするイギリス政府のNPO団体アーツ・カウンシルが350万ポンド(約4億5500万円)出資し、BBCがコンテンツや技術面でサポートするものになっていて、ジョン・ピールのアルバム2万5千枚、シングル4万枚、CD数千枚を将来的にはすべて網羅するものになるという。やはりアーティスト支援を目的としてジョンの死後に設立され、今回のプロジェクトに参加しているジョン・ピール・センター・フォー・クリエイティヴ・アーツの理事長トム・バーカーは今回のプロジェクトについて「現代音楽史のなかでも最も重要なアーカイヴのひとつであるこのコレクションの全貌へとアクセスする、インタラクティヴなオンライン博物館を築いていくための第一歩となるだろう」と語っている。その一方でやはり今回のプロジェクトに参加している映像製作会社アイ・フィルム・アンド・テレヴィジョンのフランク・プレンダーグラストは次のように説明している。「発想としては、ジョンの自宅のスタジオとレコード・コレクションをユーザーも貢献できるようなインタラクティヴなものとしてデジタルな形で再現するということなんだ。それとジョンのメモとか、アーティストのパーフォマンスのアーカイヴ、あるいは新しくミュージシャンに語ってもらった談話なども参考にできるようにしてね」。ジョンの妻でジョン・ピール・センター・フォー・クリエイティヴ・アーツの出資者でもあるシーラ・ラヴェンスクロフトは次のように語っている。「ジョンのとてつもないコレクションをファンのみなさんに知ってもらえる方策がやっとみつかってとても喜んでいます。ジョンもきっとこれを望んでいたでしょうから。これはすごく楽しみなことのほんの始まりでしかありません」。ザ・スペイスは5月から10月までPCやスマートフォンで閲覧サーヴィスを運営し、その一方でオンディマンド配信サーヴィスも提供するという。(c)NME.COM / IPC Media 2012