ザ・スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガン、今の音楽はええかっこしいに乗っ取られたと語る

ザ・スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガン、今の音楽はええかっこしいに乗っ取られたと語る - 1993年作『サイアミーズ・ドリーム』1993年作『サイアミーズ・ドリーム』

新作『Oceania』を仕上げているといわれているザ・スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガンは、テキサス州オースティンで行われているサウス・バイ・サウスウェスト・フェスティヴァルでアメリカの経済評論家のブライアン・ソリスとの対談で、今の音楽業界は「ええかっこしい」に乗っ取られてしまったと語っている。

この対談でビリーは自分は世の中を真剣に変えたいと考えていたアーティストの世代のひとりだと考えていると語り、しかし、今のミュージシャンの大半は有名になりたがっているだけだと指摘したとビルボード誌が伝えている。

「ぼくは世界を変えたいと思っていた世代のひとりなんだ。でも、それもええかっこしいばっかりに乗っ取られたんだよ」とビリーは対談で語ったという。

また、自分のような人間が今の世の中で受け入れられて認められるには、ユーチューブで焼身自殺するしかないのではないかとビリーは語り、さらに「今ブレイクしているようなアーティストはみんな有名になることだけが目的だと思い込んで育ってきてるんだ。尊敬されたり、危険な存在になることが目的じゃないんだ。いったんブレイクしてしても、ほやほやの新人ストリッパーになっただけの話なんだよ」。

その一方でビリーは自分が駆け出しの頃はこうした業界のシステムはまだ確立されていなかったと次のように語っている。「ぼくが利用されているということはよくわかってたよ。でも、その頃にはファウスト的な取引の余地もまだあったんだよ(ゲーテの『ファウスト』の主人公ファウスト博士は悪魔と『満足した』と思わせたら自分の命を譲ってもいいという契約を交わす)」。さらにラナ・デル・レイの『サタデイ・ナイト・ライヴ』でのパフォーマンスについてはこう語った。

「ヘマして目一杯叩かれたのは別に不思議でもなんでもなかったよ。明らかに彼女にはまだ時期尚早だったからね。でも、そこまでひどいともぼくは思わなかったけどさ」


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