4月8日に"ブルー・ジーンズ"をシングルとして再リリースしたラナ・デル・レイは10日にロンドンのカムデンにあるジャズ・クラブという会場で観客150人というスペシャル・ライヴを行ったが、ガンズ・アンド・ローゼズのタンクトップ姿でステージに登場して、観客も色めきだったとか。
先頃ラナは自身もお気に入りだと公言しているロスアンジェルスのホテル、シャトー・マルモンでアクセルとのツー・ショットが目撃されていて、その姿とその後ふたりが一緒にSUV車に乗り込んで立ち去ったことが報じられたばかり。
ふたりの交際の真偽については一切コメントを口にしていないラナだが、こうした報道への挑発ともとれるガンズ・アンド・ローゼズタンクトップでステージに登場しても「こんな小さい会場でみんなに会えて嬉しい」とだけ語って、そのまま"ブルー・ジーンズ"の演奏に入ったそう。
この日のバンドはピアノとギターとストリングスという構成で、8曲演奏し、前半の4曲はストリングスつきのパフォーマンスになったという。後半の冒頭は、"カルメン"の初ライヴ披露ともなり、ラナとピアノだけの演奏になった。
「これはまだライヴでやったことないんだけど」と言って"カルメン"を紹介したラナだが、演奏が喝采を呼んだ後も、「スローなのはわかってるけど、大好きなの」と申し訳なさそうだったのが印象的だったとか。
ライヴそのものは実に親密なものだったが、会場の外に詰めかけていたカメラマンの多さとステージに上がったり、降りるにも常にセキュリティーに取り囲まれるところはラナがすでにスーパースターになっていることを感じさせたという。また、曲間のMCなどはほとんどなかったが、最後にオーディエンスに対しては愛していると懸命に伝えていたそうだ。
この日の"カルメン"の模様はこちらから→
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=vzxqOQXBFoI#!
この日のセットリストは以下のとおり:
'Blue Jeans'
'Born To Die'
'Without You'
'Video Games'
'Carmen'
'Radio'
'Summertime Sadness'
'Million Dollar Man'
(c) NME.COM / IPC Media 2012