現在フー・ファイターズで活躍し、元ニルヴァーナのドラムのデイヴ・グロールは、コートニー・ラヴに娘フランシスを口説こうとしたとツイッターで槍玉にされた。
これまでツイッターで書き込んだ誹謗中傷のせいで裁判も起こされているコートニーは、自分の認めたフォロワーのみにツイートが公開されるプライヴェート・アカウントで今回の書き込みしたというが、これをゴシップ・サイトのゴーカーが明らかにしている。
コートニーによれば、デイヴからフランシスへの接触があったと、フランシスのルームメイトから聞いたとのことで、コートニーはデイヴにはフランシスの父親であるカート・コバーンに関するすべてのことが「性的妄執になっている」と綴ったという。
ツイートでコートニーは「フラニー(フランシス)のルームメイトから@デイヴ・グロールからフランシスへのヒットがあって、フランシスも興味ありげだったとのことで、わたしは怒っているというより、このまま憤死しそう」と報告していて、さらに「デイヴにはやられそうになったことが何度もあった」ともツイートしたという。ただ、「デイヴの性的妄執となってるのはカートで、わたしじゃない」ともツイート。また、コートニーのツイートには運転手から聞いた話として、デイヴは確実にフランシスに手を出しているというものまで紹介されているそうだ。
これに対してデイヴは「残念ながらコートニーはまたツイッターで腹立たしいことをわめいている模様です。今度の新しい言い掛かりは不愉快で、有害で、まったく事実とは違っています」と発表している。
コートニーはデイヴがニルヴァーナの資産を横領して浪費したと批判していて、ふたりは長らく対立を続けている。また、昨年公開されたマペットキャラクターの映画『ザ・マペッツ』で“スメルズ・ライク・ティーン・スピリット”が使われていたことに関してコートニーは使用許可を出していないと抗議し、「マペッツはニルヴァーナをレイプしている」と発言していた。コートニーはカート・コバーンが書いた楽曲に関しては自分が著作権を保持していて、収益を当て込んだ作品で使われる場合に自分にその許認可を出す権限があると主張している。
(c) NME.COM / IPC Media 2012