スリップノットのショーン・クラハンが、映画『ソウ』シリーズやロック・オペラ映画『REPO! レポ』の監督であるダーレン・リン・バウズマン監督の新作ホラー・ミュージカル『The Devil's Carnival』への出演について語っている。
作品は3人の主人公がどういうわけか、悪魔が主催する地獄のカーニヴァルに迷い込んでしまうというものだが、ショーンは作品中で猛獣使いを演じているとか。主人公には『新ビバリーヒルズ青春白書』のジェシカ・ロウンズ、『ソウ・ザ・ファイナル』のショーン・パトリック・フラナリー、そしてブリアナ・エヴィガンが抜擢されている。
現在、映画は北アメリカで公開されていて、プロデューサーらは長期間にわたるシリーズものとして続編を製作したいと出資先を物色しているそうで、ショーンによれば、すでにエピソードは38話分まで用意されているとか。
ショーンは友人がバウズマン監督に自分を売り込んでくれて出演がかなったと『NME』に語っているが、元々は「浮浪者道化」という役柄を用意されていたのを監督の判断で「猛獣使い」を演じることになったと次のように説明している。
「友達でショーン・ダーモットといって、俺たちのファーストでプロデューサーのロス・ロビンソンのアシスタントをやってた奴がいるんだけど、その後もショーンと俺はずっと付き合いを続けてて、そのショーンがこの役を俺に獲って来てくれたんだよ。監督のダーレンとは去年のソニスフィアで会って、すぐにウマが合ったっていうか。もともとダーレンは俺を『浮浪者道化』っていう役柄で使おうとしてたんだけど、俺の道化姿を見たあとで、『猛獣使い』という役柄で俺を使うことにしたんだ」
元々スリップノットでも道化のキャラクターであるザ・クラウンを担っているショーンだけに、新しい役柄を用意してもらって嬉しかったとも語っている。
「『猛獣使い』をやらせてもらえることになってよかったし、というのも道化といったら世界にひとつしかありえなくて、それはスリップノットの俺だからなんだよ。だから、下手な模倣で自分や自分の芸を貶めたくはないんだね。スリップノットのザ・クラウンを演じられる奴は他にひとりといないんだからさ。世界中誰もいやしないんだ」
『The Devil's Carnival』の予告編はこちらから→
http://www.youtube.com/watch?v=v2hqUqsxe9w&feature=player_embedded
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