昨年11月からニューヨークのブルックリンで新作に向けたレコーディングを続けているというヴァンパイア・ウィークエンドだが、ヴォーカルのエズラ・クーニグは2010年の『コントラ』に次ぐ新作用の楽曲は「山ほど」あり、今年中のリリースもありうるとローリング・ストーン誌に語っている。
「今年リリースできたらいいんだけどな。ぼくはいつだってできるだけ早く音楽はリリースしていきたいんだけど、でも、やればやるほど音楽って自分の力ではどうにもできないものなんだってわかってくるんだよ。とにかく、なにかをリリースをする時にはもっと早く出せたのになあと思うようなことにだけはしたくないんだ」
なお、ベースのクリス・バイオは5月21日にDJとしてのステージネーム、バイオとしてソロEPをリリースし、ソロ・デビューを飾ることになる。
「ぼくはずっとエレクトロニック・ミュージックとダンス・ミュージックは大好きだったからね」とクリスは今回のプロジェクトについて語っている。「でも、バンドが立ち上がってからは、そっちは脇に置いといたんだよ。でも、ツアーに出てみたりすると、夜とかにすごくエネルギーが余っちゃうこともわかったんだよ。それにバンドをやってるとさ、DJをやらせてもらう機会がすごく多かったりするんだよね」
また、クリスはバンドの新作についても、すごいたくさんの曲にとりかかっていると語っている。「当たり前だけど、全然急いでないけどね。すごい真剣勝負でやってるんだよ。それが終わって世の中のみんなと分け合えるようになったら、ぶっ飛びで嬉しいだろうな」
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