スコット・ウェイランドのヴェルヴェット・リヴォルヴァー再結成宣言にスラッシュが「頭おかしいだろ」と応じる

スコット・ウェイランドのヴェルヴェット・リヴォルヴァー再結成宣言にスラッシュが「頭おかしいだろ」と応じる - ヴェルヴェット・リヴォルヴァー 2007年作品『リベルタド』ヴェルヴェット・リヴォルヴァー 2007年作品『リベルタド』

元ヴェルヴェット・リヴォルヴァーで現在古巣のストーン・テンプル・パイロッツのヴォーカルでもあるスコット・ウィーランドが自分を含めたヴェルヴェット・リヴォルヴァーとして再結成することを発言しているのに対して、スラッシュは「あいつ頭おかしいだろ」と否定している。

スコットは2007年の『リベルタド』をリリース後、ツアー中にヘロイン癖が再発し、バンドとの関係が険悪化する中で08年に実質的にバンドを追われる形で脱退した。この時スコットはバンドが解散したと発表したが、スラッシュはバンドの活動は続けると表明し、後任のヴォーカリスト探しのためにおびただしいほどのセッションが行われたが、ヴォーカルはいまだ空席のままになっている。

その後、今年の1月にチャリティのために1回限りでスコットとスラッシュ、ダフ・マッケイガン、マット・ソーラム、デイヴ・カシュナーが一堂に会してヴェルヴェット・リヴォルヴァーとしてのライヴを行った。すると4月に入ってスコットはヴェルヴェット・リヴォルヴァーとして本格的に再結成したいと語り、先頃出演したラジオではツアーとアルバム制作を見据えて本格的に再結成したとまで宣言した。

これに対してミネアポリスのラジオ局93Xの番組に出演したスラッシュはスコットの発言について「あいつ頭おかしいだろ」と語っている。「なんか同じような噂が出回ってきたし、あいつがそれをずっと肯定してきたのも知ってるけど。ひょっとしたらみんな俺の知らないことでも知ってるのかな。でも、俺はまたあの状態に戻るつもりはないから。俺たちが後退するべき理由なんてないんだからね」

問題のラジオ・インタヴューでスコットは次のように語っていた。「俺たちみんな、すごい大人になったんだよ。それぞれのエゴや意見の違いや対立を脇に置いておくことができるようになったわけだから、すごいいいことだよね」

さらにスコットはバンドが『リベルタド』に次ぐサード・アルバムの制作に入っていて、秋にはツアーの可能性もあるとも語ったが、スラッシュはこれをすべて否定している。


(c) NME.COM / IPC Media 2012
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