ピーター・フックが伝説のクラブ、ハシエンダの教訓を大学の授業として伝授

ピーター・フックが伝説のクラブ、ハシエンダの教訓を大学の授業として伝授

マンチェスターが誇った伝説のクラブ、ハシエンダのイヴェントを世界各地で催している元ニュー・オーダー/ジョイ・ディヴィジョンのピーター・フックだが、このハシエンダを題材に大学の修士課程の授業で教鞭を取る予定があるそう。今回のコースを企画したのはセントラル・ランカシア大学で音楽産業におけるマネジメントとプロモーションを教えるものになっていて、ピーターが現在マンチェスターで経営しているクラブ、ファクトリー251もこのコースに関わっていくことになると『ザ・ガーディアン』紙が伝えている。ハシエンダは1982年にマンチェスターでオープンした後、アシッドとレイヴの発信地として世界最高のクラブとも謳われたが、ドラッグとギャング関連の暴力の温床ともなって97年には閉鎖に追い込まれることになった。店の栄華と闇については映画『24アワー・パーティ・ピープル』やピーターの回想記『ハシエンダ マンチェスター・ムーヴメントの裏側』でも詳細に描かれているが、元々ピーターとニュー・オーダーはこのクラブの経営にも関わっていて、相当の資金を注ぎこんだことでも知られている。授業ではハシエンダの初期にはまったく欠けていたスキルを伝授するものになっているそうで、「有効な音楽プロジェクトをいかにして見極めて現金化する手法、採算の取れるリリースのための音楽のビジネス・プラニングとプレゼンテーションとフォーマット、マーケティング計画や宣伝キャンペーンの計画と実践の仕方」などを教えていくことになるという。教授陣にはピーターはもちろん、ロンドンのクラブとして有名なミニストリー・オブ・サウンドの経営にかつて関わっていたトニー・リグ、ファクトリー251をピーターと共同経営しているトーキョー・インダストリーズ代表のアーロン・メラーなどが顔を揃えているという。ピーターは今回のコースの実現について次のように語っている。「イギリスの音楽業界の将来を支えていくのに必ず役立つような機会となるプロジェクトに関われることになってとても楽しみだよ」
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

フォローする
音楽WEBメディア rockin’on.com
邦楽誌 ROCKIN’ON JAPAN
洋楽誌 rockin’on