京(Voice)の声帯不良が判明し表立った活動を休止しているDIR EN GREY。そんな中、薫とDieのギタリストふたりが語ったロングインタヴューが6月30日発売の『ロッキング・オン・ジャパン』8月号に掲載されている。
Die「レコーディングして、アルバム出して、ツアー回りましょうっていうのが、当たり前じゃなくなってくる時もあるんじゃねえかって。すごくデカかったですね。今まで何も先がないってっていう状況がなかったから」
今年3月より予定していた北米ツアーを中止した状況をどう受け止めたのか? 赤裸々に語っているが、同時にふたりは京についても言及。
薫「この形でやっていけるのかどうかは、『やれます!』とは言いきれないところもあるんで。ちょっとずつ変化していくのかなと思うんですけどね。いきなりシャウトすんのやめました、とかほぼないと思うんで。バンド自体はまた次にいく道を見つけていくんやろなと思いますけど」
インタヴューの後半では、バンドの未来についても話は及んだ。
薫「時間ができたぶん、今まで見えなかったものも見えてきたりするんで。考え方も休む前と変わってきたりもするでしょうし。こういう時にしかできないものを作ったほうがいいんじゃないかて思うんですよね。何か形にできればなと」
この一年のこと、京のこと、そしてバンドの現在について――その全てが明らかになる貴重なロングインタヴューだ。DIR EN GREYはこれからどう歩んでいくのか。彼らの思いが浮かび上がる、必読のテキストとなっている。
また今回のインタヴューにあわせフォトセッションも敢行。
ふたりの「今」をとらえた、貴重な撮り下ろし写真も掲載する。