ボブ・ディランの自称隠し子が名乗り出る

ボブ・ディランの自称隠し子が名乗り出る - ボブ・ディラン 最新作『トゥゲザー・スルー・ライフ』ボブ・ディラン 最新作『トゥゲザー・スルー・ライフ』

ボブ・ディランの隠し子だったという男性が名乗りを挙げているとミネアポリスの『シティ・ページズ』誌が伝えている。

名乗りを挙げているのはロードアイランド在住で48歳になるウィリアム・デヴォーグで、ウィリアムは自分の母アニタ・ティナ・グレース・デヴォーグが60年代初頭にニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジで音楽活動を試みていた頃にボブに出会ったと語っている。ふたりはしばらく交際することになり、1963年にアニタはウィリアムを身籠ったとか。

ただ、ウィリアムを出産した後、アニタはさまざまな薬物中毒となり、とても経済的に子育てを続けていくことができなくなり、生後10か月の時にウィリアムを里子に出して自身はウィリアムの人生から完全に姿を消したという。

その後、ウィリアムは自分の出生の経緯を知るために母の行方を捜していたが、ユージーン・マイケル・プロサイジンという人物を通して、母の存在を知らされ、ウィリアムとしてはこの人物こそが自分の父かと秘かに想像していたのだとか。ところが、3家族が共同生活する家でようやく探し当てた母の口から、ウィリアムは実は父親はボブ・ディランだったと教えられたという。

2010年にウィリアムはボブのマネージャーのジェフ・ローゼンに連絡も入れ、検査結果に法的な義務を伴わない形で、鑑定検査を受けたいと申し入れたが、ボブに断られたそうだ。「そこでぼくはジェフに、ではB案を決行すると伝えたんですよ」とウィリアムはシティ・ページズで説明している。「ジェフはそれはなんだとしきりに訊いてきたから、ぼくは、自分には公式な父親鑑定試験を申請するだけの費用がないから、クリエイティヴな形で事実を明るみにしていくしかないと答えたんです」

その後、ウィリアムは公で自分が知った事実を積極的に語るようになったといい、その後の手応えを次のように語っている。「それからはボブの法律顧問からなんの連絡もないし、また、気をつけろとか訴えるぞという忠告も入ってきてはいないんです。それはボブがなにかを知っていて、ボブの側近たちもなにかを知っているからで、これが最終的に法廷で決着がつくとしたら、そこですべてのことが明るみになるでしょう」。

ウィリアムは現在これまでのことを綴った本と短編映画を準備しているところだというが、ウィリアムとしては父親として認知していほしいだけであって、金銭を要求するつもりはまったくないとも語っている。「ボブのことは尊敬しているし、お金なんか全然要らないんだ。真実を知りたいだけなんだよ。そして、絶対に知ってやろうと思う!」
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