現在ヨーロッパ・ツアー中のマリリン・マンソンは「自分は性的変質者ではない」と語っている。
『ジ・オブザーヴァー』紙との取材に応えたマリリンは自分の退廃的なルックスとはうらはらに性的趣向はいたって普通なものだと明かしている。「ぼくは変な性的変質者なんかじゃないんだよ。3Pなんていう局面になったら神経質に笑い出さざるをえないくらいでね。ぼくは内気なタイプなんだよ、ことをいたす時には電気も消したいタイプなんだ」
マリリンは現在最新作『ボーン・ヴィラン』のジャケット写真を撮影した写真家のリンジー・ウシッチと交際を続けているが、マリリンはこの『ジ・オブザーヴァー』紙とのインタヴューで父親になることを考えているとも打ち明けている。
「ぼくの彼女が双子で、その片割れにちょうど子供ができたばかりで、自分のイカれた才能を、火を点けては冒瀆を振る舞う小さな存在へと託してみるのも悪くないのかなと思えるようになってね」
ただ、これまでモデルでバーレスク・パフォーマンスでも有名なディータ・フォン・ティースや俳優のエヴァン・レイチェル・ウッドなどとの交際も重ねてきたマリリンは自身の恋愛が平穏なものではなかったことも認めている。「ぼくは自立していて、クリエイティヴな女性に惹かれるんだけど、そうするといつもキャリアの競争のようなせめぎ合いになって問題になるんだよ。妬みも入ってくるしね。マリリン・マンソンの彼女だというのを最初から承知してもらわないとやっていけないことでもあるし」
なお、マリリンはテレビ・ドラマ『カリフォルニケイション』に自身として出演する予定で、来シーズン用の収録を現在行っているという。
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