NASAが火星探査ロボットにビートルズやドアーズを聴かせていると明らかにする

NASAが火星探査ロボットにビートルズやドアーズを聴かせていると明らかにする

アメリカ航空宇宙局(NASA)は火星探査ロボットの「キュリオシティ」を毎朝作動させる際にザ・ビートルズやザ・ドアーズの音楽を使っていることを明らかにしている。

SNSサイトの「レディットのなんでも訊いてください」セッションで、NASAのエリック・ブラッドはキュリオシティを毎朝作動させる際の音楽のリストを挙げていて、他にもアンスラックスや映画『スター・ウォーズ』のテーマなども含まれている。

ブラッドによれば、キュリオシティは「朝の一発目の音楽がいいとその後の活動も比較的支障ない」としていて、そんな時に最初にかける音楽としてザ・ビートルズの"グッド・モーニング・グッド・モーニング"、アンスラックスによるジョー・ジャクソンのカヴァーの"ゴット・ザ・タイム"、ザ・ドアーズの"ブレーク・オン・スルー"、フランク・シナトラの"カム・フライ・ウィズ・ミー"を挙げている。

さらに『ミッション・インポシブル』のテーマ曲などの映画音楽や、ワーグナーの歌劇『ヴァルキューレ』中の"ヴァルキューレの騎行"などのクラシック音楽もブラッドは挙げている。

その一方でブリトニー・スピアーズもツイッターでキュリオシティにメッセージを送っていて、火星だという設定になっている2000年のシングル"ウップス!...アイ・ディド・イット・アゲイン"のヴィデオへのリンクと一緒に「では、マーズ・キュリオシティに訊きたいんだけど、火星は2000年の頃と様子は変わってない?」と問いかけている。これに対してキュリオシティは「ブリット・ブリット。火星は今もゴキゲンだよ。いつか宇宙飛行士がお土産を持ってきてくれればいいんだけどね。おまじないで工具をバッテンにしてそう願ってるよ」と返信している。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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