ノエル・ギャラガーは来年はしっかり休みを取って、オアシスの『ビー・ヒア・ナウ』のようなアルバムを二度と作らないようにしたいと語っている。
XFMの取材に応えてノエルは次のように語っている。
「このツアーが終わったら、しっかり休みを取らせてもらうつもりだよ。ここまでうまくいってもうお茶を濁す必要もないからね。これ以上なんかやっても台無しになるだけだから。『モーニング・グローリー』の後始末がまさにそういうもんだったからね。まだまだ行けるぜーってやっちゃって、その挙句の果てが『ビー・ヒア・ナウ』だよ」
『ビー・ヒア・ナウ』についてノエルは次のように解説している。「野郎の愚連隊がコカインをスタジオでキメまくってどうでもよくなってるっていうサウンドだね。曲もどれも長いし、歌詞の内容はどれもクソだし、リアム(・ギャラガー)はコンマ1秒ほどもなにも内容のあることを歌ってなければ、映画『ウェインズ・ワールド』的なスタイルのギター・リフまで入ってるんだよね」。
なお、ノエルは先頃NMEラジオに対してオアシスの再結成は「飢餓に瀕している世界中の子供たちの運命がそれにかかってたとしても考えないね」と語っている。「それが今よくやられてることだし、みんなやることなんだってわかってるけど、俺がやることじゃないんだ。再結成するとバンドの人気が『かつてなかったほど大きくなった』とか『これまでになかったほどに成功した』ってことになるのは知ってるけど、そもそもオアシスはもとから世界で最も人気のあるバンドのひとつだったんだからもういいんだよ」
ノエルは10月31日に初のソロ・ライヴDVD『インターナショナル・マジック・ライヴ・アット・ジ・O2』をリリースする。
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