ローリング・ストーンズの初期のツアー・ドキュメンタリー『Charlie Is My Darling-Ireland 1965』の詳細が明らかに

ローリング・ストーンズの初期のツアー・ドキュメンタリー『Charlie Is My Darling-Ireland 1965』の詳細が明らかに

永らく観られなくなっていたザ・ローリング・ストーンズの1965年のドキュメンタリー映像『Charlie Is My Darling-Ireland 1965』の詳細が明らかになってきた。

このドキュメンタリーは、ストーンズが"サティスファクション"をリリースした直後の1965年9月にバンドが訪れたアイルランドで撮影されたもので、これまで66年の完成当時にごく一部で公開された以外には未公開のままになってきていて、ブートレグでしか入手できない映像となってきていた。

しかし、ストーンズの50周年記念にあわせて今回映像も大幅に修復され、9月29日にニューヨーク映画祭でプレミア公開されることになっていて、バンドにとっては最も初期のライヴ映像となる、"サティスファクション"、"タイム・イズ・オン・マイ・サイド"、"ザ・ラスト・タイム"などの演奏が収録されていると『ビルボード』誌が伝えている。さらにバックステージでのドキュメンタリー映像もあり、そこではバンドが新曲を書くほか、ザ・ビートルズやエルヴィス・プレスリーの物真似をする姿なども観られるという。およそ50分の作品になっているそう。

初期のバンドのファンのヒステリー状態を象徴するシーンとしてはファンがステージに押し寄せてしまいそのまま"アイム・オーライト"の演奏が中断され、警察がバンドをステージから誘導して逃がすものがあるという。

これまでも様々なストーンズの映像の修復プロデューサーを務めてきたミック・ゴシャヌールは今回の修復作業について次のように語っている。「いや、本当に科学的な作業の連続だったね。そもそも現存するライヴの音源と映像をシンクロさせる作業だけで、8か月もかかったんだよ。この時のアイルランド公演が行われた2都市でのライヴ音源は実は6本もあるって途中でわかったしね(60年代のライヴでは短いライヴを1日に何本もこなすことが多かった。この時は2日間で6公演行われたということ)。しかも、どれもとっくに使われなくなった3トラック・テープレコーダーでレコーディングされたものだからね」

さらにゴシャヌールはこう続けている。「その3トラックも次のように分けられてるんだよ。オーディエンスの音、ミック(・ジャガー)の声、それとバンドの音ってね。オーディエンスの音だけちょっとズレてたんだけど、全部を合わせることに成功したら、ドラムとベースが信じられないほどにはっきりしてきたんだよね」。

世界初公開の後に『Charlie Is My Darling-Ireland 1965』は11月6日に一般リリースされる。ストーンズはそのほかにも、60年代の初期のライヴやツアーの様子、1972年の傑作『メインストリートのならず者』のリリース、そして現在までを追ったドキュメンタリーで、ハリウッドの名物プロデューサー、ロバート・エヴァンスの半生を描いた02年の映画『くたばれハリウッド』で有名なブレット・モーゲン監督が手がけた『クロスファイアー・ハリケーン』を11月2日にリリースすることも決定している。

さらにストーンズは11月にはベスト盤『GRRR!』をリリースすることも明らかにしていて、ベスト盤には新曲が2曲収録されることが明らかになっている。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
公式SNSアカウントをフォローする

最新ブログ

フォローする
音楽WEBメディア rockin’on.com
邦楽誌 ROCKIN’ON JAPAN
洋楽誌 rockin’on