スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガン、過去に何度か自殺を真剣に考えたと語る

スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガン、過去に何度か自殺を真剣に考えたと語る - スマッシング・パンプキンズ 最新作『オセアニア~海洋の彼方』スマッシング・パンプキンズ 最新作『オセアニア~海洋の彼方』

ザ・スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガンは何度か自殺を真剣に考えたことを明らかにしている。

ビリーはテレビの深夜のトーク・ショー『ラスト・コール・ウィズ・カーソン・デイリー』に出演し、「3回か4回か、7回くらい」自殺を考えたことがあったが、信心によって自分が標的になっているような気分を乗り越えることができたと語っている。

「3回か4回か、7回くらい自殺しかかったことがあるんだよ。文字通り、自分の死を計画し始めて、なにを残そうかと身辺整理を始めて、どういうことを書き残そうかと考え始めるんだよ。そんなことを3、4回はやったね」

「でも、こうしたことの最後の最後にようやくわかったのは、神様が、ぼくの理解では神様という存在がずっとぼくとともにあったということでね。自分の現実をそういう風に見ていく術をいったん覚えたら、ぼくはそれからもう自分だけが標的にされているという気持ちを味わわなくても済むようになったんだ」

なお、ビリーは昨年11月にも『NME』に対してスマッシング・パンプキンズの1993年の傑作『サイアミーズ・ドリームス』の制作中に自殺願望に突き動かされていたことを次のように語っていた。

「自殺願望が抑えられなくなってて、2か月くらい自殺を準備してて、自殺の兆候はどういうものかとか、そういうの読んだことがあればわかると思うんだけど、それによればまず身の周りを整理し始めるっていうんだね。確かにありとあらゆるものを人に譲ってたんだよ。レコードも全部あげちゃってたし、ギターも人に譲り始めてたんだ」

「自分の死を想像するようになってて、葬式はどうなってどんな音楽がかかるんだろうって考えてて、そこまでおかしくなってたんだね」

現在バンドは北アメリカ・ツアーを行なっている。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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