クイーンのフレディ・マーキュリーのドキュメンタリーでマイケル・ジャクソンとデュエットしたデモが公開

クイーンのフレディ・マーキュリーのドキュメンタリーでマイケル・ジャクソンとデュエットしたデモが公開

クイーンのフレディ・マーキュリーの新しいドキュメンタリーで、マイケル・ジャクソンとの未公開音源が使用されている。

ドキュメンタリー『The Great Pretender』は10月16日にBBCで放送されたが、フレディは唯一のソロ・アルバム『Mr.バッド・ガイ』に収録されている“生命の証”でマイケルとのデュエットも試行していて、そのデモの模様が今回のドキュメンタリーで紹介されている。

その他の客演陣もまた豪華で、1984年にフレディとロッド・スチュワートが試みた“ピース・オブ・マイ・ハート”のデュエットのデモや、1979年にフレディとロイヤル・バレエが共演した映像なども収録されている。

また、"リヴィング・オン・マイ・オウン"のビデオのために撮影されたという、1985年にドイツのミュンヘンのナイトクラブで行われたフレディの39歳の誕生パーティーの映像も紹介されているという。ただ、パーティーのテーマが男女でそれぞれ女装・男装をするというものだったため、当時のレコード会社からビデオでの使用は却下されることになった。

その他にも1976年にオーストラリアやアメリカのNBCで収録されたインタヴューなども含んだこのドキュメンタリーはDVDとブルーレイでの発売も予定しているという。

その一方で、クイーンのギターのブライアン・メイはフレディ・マーキュリーの伝記映画の詳細について明らかにしている。

映画『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』の出演などで知られるサシャ・バロン・コーエンがフレディ役として抜擢されているこの映画だが、いくつかの問題のため、当初の予定より行程が遅れているが、2014年公開を目指して製作が進んでいるという。ブライアンは次のように語っている。

「ようやくパズルのピースがはまってきた感じなんだよね、ちょっとスケジュールは予定より遅れてるんだけど。撮影は春から始まることに決まってサシャ・バロン・コーエンがフレディを演じるんだよ」

なお、映画の脚本はアカデミー賞候補も経験しているピーター・モーガンが手がけていて、映画にはブライアンのほか、ドラムのロジャー・テイラーも協力しているという。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
公式SNSアカウントをフォローする

最新ブログ

フォローする