ブルース・スプリングスティーンやボン・ジョヴィらがハリケーン・サンディ被害者支援ライヴに出演

ブルース・スプリングスティーンやボン・ジョヴィらがハリケーン・サンディ被害者支援ライヴに出演

ブルース・スプリングスティーンとボン・ジョヴィは先週末にアメリカの東海岸を襲ったハリケーン・サンディの被害者を支援するチャリティ・コンサートに11月2日に出演する。

ふたりは今回の暴風雨で最も甚大な被害を受けた州のひとつ、ニュージャージー州の出身で、テレビのNBC局で放映されるこの1時間のライヴにはふたりのほか、ビリー・ジョエル、スティング、クリスティーナ・アギレラらも出演する。

このライヴ番組で呼びかけられた募金は「ハリケーン・サンディ:カミング・トゥゲザー」という募金としてアメリカ赤十字に寄付され、ライヴの司会は『トゥデイ』のマット・ラウアーが務めることになる。

ライヴはニューヨークのロックフェラー・プラザにあるNBCのニューヨーク・スタジオで行われ、各ケーブル・チャンネルでも生中継される。放送開始時間は東海岸時間で2日の午後8時だが、西海岸では時間をずらして放送されるという。また、NBCのサイトでもストリーミングが行われる。

実はブルースは今週ニューヨークで行う予定だったライヴがハリケーンの影響で中止に追い込まれていて、グライムス、ザ・エックス・エックス、キャット・パワー、デフトーンズらのライヴも同様に暴風雨の影響を受けている。

その一方でアリシア・キーズが毎年、児童支援団体のキープ・ア・チャイルド・アライヴ用に行っているチャリティ・ライヴ・イヴェントのブラック・ボールも11月1日にハマスタイン・ボールルームで予定されていたが、これも現時点で中止に。今年はビヨンセやアラバマ・シェイクスの出演を予定していた。ただ、主催者側はその後延期扱いにしたことを表明していて、追って新しい日程などを発表するとしている。

また、オハイオ州クリーヴランドにあるロックの殿堂ビルも建物の壁の一部が吹き飛ばされるなどの被害を受けたという。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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