コートニー・ラヴ、カート・コバーンのミュージカルの話などないと語る
2012.11.05 21:15
コートニー・ラヴはニルヴァーナのカート・コバーンのミュージカルの制作が進行しているという憶測を否定している。
今回の憶測はコートニーの共同マネージャーのサム・ラフティが明らかにしたもので、ラフティはコートニーとカートの生涯を追ったプロジェクトに着手していると明らかにしていた。しかし、コートニーは『ジ・オブザーヴァー』紙との取材に応えて「ミュージカルの話はない」としていて、「時にはなんにもしない方がいい時もある」と語っている。
ラフティがミュージカルの話を明らかにしたのは法廷でのことで、ラフティは現在ブリトニー・スピアーズとブリトニーの両親を契約義務違反と名誉棄損で訴えていて、未払いのマネジメント料の支払いを要求しているが、そのなかでコートニーとのプロジェクトに言い及んでいる。
法廷でラフティは「コートニーとカート・コバーンの生きざまとニルヴァーナのカタログにもとづいた映画もしくはブロードウェイ・ミュージカル作品に現在とりかかっている」と明らかにしていたが、プロジェクトはまだかなり初期の段階にあるとも語っていた。
また、コートニーはカートの肖像権や著作権の一部を売却したことでも知られていて、ファンからはニルヴァーナの遺産を切り売りしていると批判を浴びているとか。特にCBSが『スメルズ・ライク・ティーン・スピリット』というタイトルのコメディ・ドラマを製作していることも明らかになり、なおさらこうした反感を煽ることになっている。
コートニーはこれを受けて、マペット・キャラクターの映画で"スメルズ・ライク・ティーン・スピリット"が使われたことへの不快感を表明し、「これまで売ったものは強引に押し切られて売ることになったものなの。残りは絶対にもう売らないつもり」と語っている。
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