ニッケルバックのチャド・クルーガーは自身が毎年970万ドル（約7億9500万円）もの収入を得ている、その成功の秘訣は数学的法則にあると説明している。

『ブルームバーグ・ビジネスウィーク』誌の取材に応えてチャドは「ぼくはカート・コバーンのようなアーティストが登場しては、いつもどうして自分がこんなことになっているのかわからないなどと発言するのを見て、腑に落ちないなと思ってきたんだよ」と説明している。

「というのは、人が有名になるには数学的な法則が働いているからなんだよ。なんか不思議なことがいきなり始まったとか、そういうことじゃないんだ。そして、自分の成長やキャリアを積んでいくにしたがって指数関数的に急激に変化するもので、アーティストとして失敗し始めると、また指数関数的に急激に勢いを失っていくものなんだよ」

ただ、どれだけ稼いでいようとも、お金のためだけに曲を書くことはしないとチャドは語っている。「なにか別の目的のために曲を書いているのを、お金のために書いていたりするのを見ると、運がないんだなって思うよ」

なお、チャドは婚約したアヴリル・ラヴィーンとの結婚式について「地球上でも最もユニークな式になる」と『メンズ・ヘルス』誌に語っていて、アヴリルとふたりで式に「ロックンロール・エッジ」を加味するつもりだとも説明している。

「花婿というのは式との関わりという部分で、本当に微々たるものしかないんだよね。ぼくが主導権を持つものはなんにもないんだ。ただ、そこにいればいいだけの話で。でも、嬉しいことにアヴリルはすでに式の内実を知ってるから。ぼくには未知の世界なんだけど、おかげでいろいろ教えてもらえて嬉しいよ」

チャドはそう心境を語ったが、かつて同じ『メンズ・ヘルス』誌にチャドは、ツアーのローディに金銭を払って、扇風機のなかに陰茎を突っ込ませたことがあると打ち明けているという。

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