ミューズのベースのクリス・ウォルステンホルムは新作のライヴでヴォーカルを担当することになって意識が薄れていくような経験をしたと語っている。
1999年にアルバム・デビューしているミューズだが、クリスがヴォーカルを提供したのは最新作の『ザ・セカンド・ロウ~熱力学第二法則』が初めてのことで、クリスは"セイヴ・ミー"と"リキッド・ステイト"でヴォーカルを担当している。ただ、ヴォーカルを試みるのは当初は「破滅的に近い状況だった」とクリスは『ザ・サン』紙に明かしていて、ライヴで歌うことのしんどさを次のように語っている。
「ライヴで歌うのって最初は本当にしんどかったよ。あれだけあがるもんだって知らなかったから最初のライヴのあとはへこんだよ。歌い始めた瞬間に脚の様子がおかしくなって、ぶるぶる震えだしちゃうし、ちょっと破滅的な状況だったね。でも、もうわりと早いうちに慣れることもできたから、今じゃ楽しんでやらせてもらってるよ」
バンドは現在ヨーロッパ・ツアー中で新年にはクリスは日本でもヴォーカルを初披露することになる。今回のツアーについてマット・ベラミーはCBSニュースに対して「これまでぼくたちがやってきたなかでも最高のツアーになると思う。ぼくたちのヴァージョンの『ザ・ウォール』のようなものなんだ」と語っている。
「逆さまになったピラミッドのようなものを作っていて、ここにビデオのスクリーンがいっぱいに据えつけられてあるんだ。これがライヴを通して少しずつ降りてきて、やがてはバンドを呑み込んでしまうんだよ。つまり、このピラミッドのようなものにぼくたちは食べられてしまうってことなんだね。もちろん、象徴的な意味でやってるんだけど。その後ぼくたちはそこを突破して脱出するんだ。ものすごい体験になるよ。これはもうぼくたちのストーンヘンジ・ツアーと言ってもいいね!」
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